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取引所外取引の解禁について

取引所外取引の解禁とはどのようなものですか?

日本では、1998年12月から取引所集中義務が撤廃されましたが、これにより、証券会社は投資家と相対で取引したり、私設取引システム(PTS)で注文を処理するなど取引所外取引が可能になりました。

取引所外取引の解禁のメリットは?

この取引所外取引の解禁は、異なる取引システムを競合させる市場間競争を促進し、証券取引の全体的な効率化につながるといわれています。

また、投資家としては取引時間帯が広がるほか、売買コストの低下や売買執行のスピードアップが期待できます。

また、取引の秘密保持などもしやすくなります。

ただし、取引所外取引の増加は価格形成を歪めたり、不透明さをもたらしかねませんので、証券会社は投資家がはっきりと希望した場合にのみ取引所外で注文を執行することとされています。

関連トピック
投げとはどのようなものですか?

投げというのは、手持ち株の相場が買い値よりも下がったが、当面値上がりの希望が持てないため損を承知で売ることをいいます。また、その売り物のことを「投げ物」といいます。

この投げは、信用取引で買った後、思惑がはずれて、損をして手仕舞う場合に用いるケースが多いです。

投げ一巡とはどのようなものですか?

「投げ一巡」あるいは「売り物一巡」というのは、投げが続いている間は相場はじりじりと下がるけれど、ひとわたり投げが出尽くすと相場も下げ止まるような状態のことをいいます。


取引所集中義務とは?
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