日計り(ひばかり)とはどのようなものですか?
「日計り商い」というのは、ある銘柄を買って、その日のうちに売ったり、あるいは空売りしてその日のうちに買い戻すような、1日計算の超目先の値ザヤ稼ぎのことをいいます。
なお、この日計り商いは、受け渡しが売りでも買いでも同じ日になりますので、結局は差金決済の形になります。
米国のデイトレーダーについて
1990年代後半、米国で低コストのインターネット取引を利用して日計り商いを行うデイトレーダーと呼ばれる個人投資家層が出現し、株式市場の過熱ぶりを象徴する存在として話題になりました。
日本のデイトレーダーについて
日本でも1998年12月の証券業の登録制への移行と、1999年10月の手数料完全自由化によって、安価な手数料を売り物にするインターネット専業証券が台頭した結果、デイトレーダーが急速に増加しました。 |