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1株当たり利益について

1株当たり利益とはどのようなものですか?

税引き利益は、企業の収益力や成長力を端的に示すものですが、1株当たり利益というのは、この年間利益を発行済み株式数で割ったもののことをいいます。

ちなみに、この1株当たり利益が株価収益率計算の基礎になります。

なお、ときには1株当たりの実質利益を見るので、利益には経常利益を採用することもあります。

普通株とはどのようなものですか?

普通株というのは、優先株や後配株のように特別の権利内容を持った株式ではなくて、一般の株式のことをいいます。

なお、日本の会社が発行している株式は、ほとんどがこの普通株です。

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日計り(ひばかり)とはどのようなものですか?

「日計り商い」というのは、ある銘柄を買って、その日のうちに売ったり、あるいは空売りしてその日のうちに買い戻すような、1日計算の超目先の値ザヤ稼ぎのことをいいます。

なお、この日計り商いは、受け渡しが売りでも買いでも同じ日になりますので、結局は差金決済の形になります。

米国のデイトレーダーについて

1990年代後半、米国で低コストのインターネット取引を利用して日計り商いを行うデイトレーダーと呼ばれる個人投資家層が出現し、株式市場の過熱ぶりを象徴する存在として話題になりました。

日本のデイトレーダーについて

日本でも1998年12月の証券業の登録制への移行と、1999年10月の手数料完全自由化によって、安価な手数料を売り物にするインターネット専業証券が台頭した結果、デイトレーダーが急速に増加しました。


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