ファンドというのは、明確な定義はありませんが、複数の投資家から資金を集めて運用し、その利益を投資家に配分する仕組みのことをいいます。
ファンドが資本市場や企業経営に与える影響というのは一段と高まっており、米国などでは規制論も高まっています。 なお、日本では、2006年に金融商品取引法が成立し、ファンドについては原則として届け出・登録が義務づけられました。
ファンドは、投資信託なども該当しますが、次のようなファンドがあります。 ■ヘッジファンド ⇒ 高度な金融技術を駆使し、利益の確保を目指します。 ⇒ 資金の出し手の多くは、機関投資家や富裕な個人が中心です。 ■買収ファンド ⇒ 企業買収などで値ザヤを稼ぐファンドです。 ⇒ 金融機関からの借り入れで資金を調達するケースが多いです。なお、その際、買収先企業の資産を担保に買収する手法をLBO(レバレッジド・バイアウト)といいます。
□敵対的TOB □投資信託の分類