金融の法律基礎知識



実現利益とは?

実現利益とは?

実現利益とういのは、実現主義に基づく利益のことをいいます。

すなわち、収益が確実に回収できると認識した時点※をもって、計上した収益のことです。

ただし、クレジットビジネスにおいては、販売時点=契約時点となるので、この基準ですと、計上した収益は必ずしも実現可能性が高いとはいえません。

※一般的には販売時点です。

実質金利とは?

実質金利というのは、実効金利、単純金利ともいいますが、実際に支払う、または実際に受け取る金利のことをいいます。

一般に実質金利は、実質年利(APR)で表現します。

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指定役務とは?

指定役務というのは、割賦販売法と特定商取引法において、国民の日常生活にかかる取引において、有償で提供される役務として政令で定めるものをいいます。

割賦販売法では?

割賦販売法では、次のものが列挙されています。

(1)エステティックサロン
(2)保養・スポーツ施設の利用
(3)家屋・門・塀の修繕
(4)語学の教授
(5)家庭教師の派遣
(6)学習塾
(7)家屋の有害動植物の除去
(8)技芸・知識の教授に関する役務

特定商取引法では?

特定商取引法では、上記の(1)(2)(3)(7)(8)はほぼ共通で、次のようなものをはじめ17種類の役務が列挙されています。

■消化器など特定の物品の貸与
■住居等の清掃
■太陽光発電装置など特定の物品の取付け・設置
■結婚・異性の紹介
■住宅への入居申込手続きの代行...など

なお、これらの役務はクーリングオフのの対象とされます。


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