所有権に関する推定とは?
所有権に関する推定というのは、割賦販売法7条で示されている法概念のことです。
具体的には?
具体的には、指定商品を割賦販売の方法で販売した時は、「その商品の所有権は、賦払金の全部の支払いの義務が履行される時までは、割賦販売業者に留保されたものと推定する」となっています。
これは、分割払いの代金を完済するまでは、その商品は割賦販売業者のものと推定するというもので、購入者は勝手に質入や売却ができないということです。
ただし、リボルビング方式のハウスカード(自社カード)で販売したときは、その商品は所有権留保の推定から除外されています。 |