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ノーアクション・レターについて

ノーアクション・レターとはどのようなものですか?

米国で金融機関や証券会社が新規の業務を始めたり、取引や業務を進めるうえで法解釈があいまいな問題に直面したときには、証券取引委員会(SEC)の職員に対して見解を求めることができます。

このような個別の問い合わせに対して、その職員が問題がないと判断すれば、「委員会に対して制裁措置の発動を勧告しない」と文書にして交付します。これが「ノーアクション・レター」です。

ノーアクション・レターの効果は?

ノーアクション・レターには、法的拘束力はないといわれていますが、法解釈が明確になる効果は大きいといえます。

なお、日本でも金融庁など金融関係の監督官庁は通達の廃止などを進めており、それに代わるものとして導入されつつあります。

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乗り換えとはどのようなものですか?

手持ちの株を売って別の銘柄に買い換えることを銘柄の乗り換えといい、そのための売り買いを「乗り換え商い」といいます。

また、信用取引において買ったり売ったりしている人が、期日がきたときにいったん決済して再び同じ銘柄を買ったり売ったりすることも乗り換えといいます。

媒介とはどのようなものですか?

媒介というのは、通常、証券会社が顧客間の有価証券の売買の仲介を行うことをいいます。

この媒介は、証券取引法上、証券業務のひとつとして認められている行為です。


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