外国人投資とはどのようなものですか?
外国人投資というのは、外国の投資家による日本株や債券への投資のことをいいます。
株式市場においては、銀行と事業会社との間での持ち合い解消が進んでおり、その受け皿として外国人が株を購入して来ました。
外国人投資の株式相場への影響は?
2005年度末の持ち株比率を見ますと、時価総額に占める投資部門ごとの持ち株比率は、外国人が26.7%と3年連続で最高を更新しています。
また、事業会社、銀行はいずれも調査開始以来最低となったことから、株式相場への影響度も増しているといえます。
特に企業にとっては、持ち合い時代の株主とは異なり、配当や自社株買いを求める形で株主としての権利を主張したり、経営陣の会社運営を批判する株主でもありますので、会社の経営戦略に与える影響も無視できない存在になっています。 |