企業内容開示制度とはどのようなものですか?
企業内容開示制度というのは、一般には「ディスクロージャー」と呼びますが、これは、株式や社債などを発行し、公開している企業に対して、企業実態を判断するのに必要な資料を正しく、かつ早く作成し、広く株主や投資家、取引先などの利害関係者に開示することを義務づける制度です。
この企業内容開示制度は、会社法と証券取引法(金融商品取引法)のそれぞれによって内容と方法が定められています。
会社法上の企業内容開示制度について
会社法上のディスクロージャーは、株主に直接行われるので「直接開示」といいます。
定時株主総会ごとに作成される貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、営業報告書、会計監査人の監査報告書の謄本などが、総会の召集通知と一緒に2週間前までに株主に送られます。
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