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毒薬条項について

毒薬条項とはどのようなものですか?

毒薬条項というのは、「ポイズンピル」、「ライツプラン」ともいいますが、これは、敵対的な買収に備えるための防衛策のひとつです。

ちなみに、買収者にとり、毒薬になるとの意味でこの名称が付きました。

具体的には、買収者以外の株主が有利な条件で株式を取得できる権利をあらかじめ付与し、買収者の経営支配を阻止する仕組みのことをいいます。

なお、この毒薬条項は、買収者が一定の株式を買い集めた場合に発動します。

関連トピック
どのような効果がありますか?

株式数が増加することから、買収者は当初の想定より買収コストが膨らむため、買収意欲をそぐ効果が期待できます。

日本と米国の毒薬条項について

毒薬条項(ポイズンピル)については、米国では1980年代から普及していますが、日本でも導入を検討する企業が増加しています。

ただし、経営者の保身目的による濫用や、既存株主にとって株主価値が希薄化する恐れがありますので、経済産業省と法務省は導入に際し、株主総会での承認や、独立した社外取締役の判断などを求めるガイドラインを決めました。


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