飛ばしというのは、評価損が生じている有価証券を持っている企業が、決算期末に損失を表面化させないために、他の企業にその有価証券を転売する不明朗な取引のことをいいます。
証券会社が高利回りで企業から資金運用を請け負い、運用が失敗したときに飛ばしの仲介をすることが多かったようです。 ただし、最終的には企業から損失の負担を要求されることが多かったことから、証券会社が破綻する要因にもなりました。 ちなみに、1997年の山一証券の破綻も、飛ばしの処理による財務体質の悪化が直接の原因になったといわれています。
取り組みというのは、信用取引において、個別銘柄の売り残と買い残の関係のことをいいます。
取り組み好転(取り組み接近)というのは、信用取引の売り残と買い残がともに増えながら、信用倍率が低下している状況のことをいいます。
手掛かり難というのは、「仕掛け難」と同じで、相場が動くきっかけになる材料の見当たらないような状態、あるいはそのような市場人気のことをいいます。
□債券の償還 □大暴落